これが、この村のこどもたちのおやつだ。
皮もむかずに、洗うこともなく、そのまま食べる。
衛生面のこと言い出せばきりがないが、これが人間の本来の姿ではないだろうか。
今の日本では、ほとんどの食べ物はなにかしら加工されていて、100%自然な食べ物を食べる機会というのはとても少ないと思う。
日本人の若者のおやつといえば、プラスチックのふくろに入った、バリバリだかプニュプニュしたものばかりで、自然という言葉とは似ても似つかない味のものばかりだ。
でも、この村で子供に木に登って採ってもらって食べたなしは、とっても甘くて、今までの最高のなしだった。
ずっと昔から受け継がれてきたこの村の「おやつ」は、まさに人間本来の姿だ。
しかし、この村では、あの甘くて美味しいなしが、すぐにおもちゃになってしまう。
とったばかりのなしで、子供同士頭を殴りあったり、けんかのための道具となってしまう。
なしで頭を殴られた子供の頭に、果実がたっぷり乗っかっているのを見ると、つい笑ってしまうが・・・笑
食べ物はもっと大事にしてください!!笑
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