4日目、今日は「リアルバーベキュー」の日。 何のことか分かりますか?ふつうのバーベキューとは違います。 この写真では分かりにくいですが、緑のTシャツを着た少年の手元にいるのは豚。 動けないようにしっかりと縛られています。 これから何が起こるか分かっていただけましたか?? そう、これからこの豚を殺し、調理するのです。それから、食べます。 僕らは、この豚がどのようにして食べ物になっていくかを、数メートル離れた場所からすべて見ました。これからどのようにして食べ物になるかを、簡単に説明したいと思います。 まずは、数人で豚を押さえつけ、大きなナイフで首を切りおとす。 ものすごい悲鳴も途中から段々弱くなっていき、そして消えていく・・・。 思っていたよりも首はすぐに切れてしまい、別の場所に持ってかれてしまった。 次に、1度胴体を焼いて毛をむしる。この写真は焼かれているとき。ものすごい「生き物の匂い」がした。この匂いは日本にいると絶対に分からない匂いだ(あまり良い匂いではありません)。 このあと毛をむしり、その後お腹を切り、中身を丁寧に取り出す(このときの写真はさすがに載せることはできない)。 出来上がり。この時間わずか30分ほど。 命の重さについて、考えさせられた。 日本にいるときは、スーパーに行き、そこできれいにパッキングされた肉をすぐ買うことができる。 この肉はもともとは僕らと同じ動物として生きていたのに、人間の勝手で殺され、そして食べられるのだ。 それなのに、多くの人間はこの動物になにも感謝もせず、ただおいしいからといって食べている。 僕は、ベジタリアンになれと言っているわけではないし、僕自身もベジタリアンなわけではない。 ただ、肉を食べるときは、動物に感謝をしてほしい。 そうすれば、この動物たちもすこしは喜んでくれるのではないだろうか。 最後になってしまったが、この豚の肉、とてもおいしかったです。 ありがとう。
ドイツの母と日本の父を持つ高校3年生。 高校1年間でネパールに単身ホームステイ。 世界へ飛び出せ高校生!(せかとび)創立者/代表の関愛生(よしき)のブログです。 ブログ開始から早3年。今後ともよろしくおねがいいたします!