このブログを読んでくれている方のほとんどは肉を食べていると思う。
僕も肉は大好きだ。
日本で肉を食べたくなったら、スーパーに行って肉を買えばいい。
でも、スーパーのないこの村ではどうやって肉を食べるのか。
そう、生きている鶏や豚を自らの手で、さばくのだ。それしか肉を食べる方法はない。
でも、今の日本人のほとんどはそのことは分かっているものの、気持ちわるいだとか、そのような感情をもってしまうようなイメージがある。実際、僕も日本にいるときはそうだった。
でも、人間が肉を食べるときに動物をさばくのはごく自然なことなのだ。
ちなみに僕はこの村にいるときに村人に頼み、自分で鶏の首を切り、そしてその肉を食べた。
正直に言って、鶏の首を切ったとき、特になにも感じなかった。
こういうと、動物にたいして何とも思わないで、殺すことの出来るひどいやつだ。などと思われる方もいるかもしれないが、日本のスーパーで商品として出されている肉も、同じように殺されているのだ。
人間が、鶏、豚などの動物の肉を食べるのは、弱肉強食という自然界の掟にしたがっているだけだと僕は思っている。
だとしたら、動物に対してありがたく思わなくていいかといったら、そんなことはないと思う。
人間のために死んでいく動物たちに、もちろん感謝しなければならない。
そして、死んでいった動物のために精一杯おいしく食べるというのが、僕たち人間の出来ることなのではないだろうか。
この村で、肉を食べるのは特別な日だけ。
このときもホームステイ先の家で同じ村で暮らしている他の3家族を招いて食べた。
僕は飲まなかったが、みんな自家製のロキシー(お酒)を飲み、肉も食べれて大盛り上がり。
その鶏の肉もとても美味しかった。
この写真に写っている男性が持っているのは、僕が首を切った鶏。
みんなお酒を飲んで、ずいぶんご機嫌でした。 |
コメント
コメントを投稿