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10月 11, 2014の投稿を表示しています

マララさんのノーベル賞受賞は正しかったのか?

昨日、マララさんのノーベル平和賞の受賞が決定しました。 このニュースは瞬く間に世界中に広がり、多くの人に喜びと感動、勇気を与えたでしょう。 僕もそのひとりです。 僕も彼女と同じように、この世界をより良くしたいという想いのために活動してきました。 そんな僕にとって、マララさんは本当に尊敬できる存在です。 イスラム過激派に殺されかけながらも、女性が教育を受けることの重要性を世界中に訴え続けました。 彼女の行動力と勇気は、間違いなくノーベル平和賞の受賞に値するものだと僕は思います。 しかし、僕はマララさんにノーベル賞を与えるべきではなかったと考えています。 それはなぜか。 彼女が17歳だからです。 彼女の人生はまだまだ始まったばかりです。 これからさらに多くの経験をし、人生が様々な方向に変化していくでしょう。 変化していくはずでした。 しかし、彼女はノーベル平和賞を受賞したことで、そのレッテルが一生彼女にはついてきます。 そして彼女はこれからもずっと女性の教育を受ける権利を訴え続けなければいけなくなりました。 もちろん彼女にはそれだけの強い決意があると思います。 しかし彼女は17歳ですよ? これから人と出会い、恋をして、勉強して、多くの体験をしていくうちにやりたいことが変わってくるかもしれません。 僕は今18歳です。 将来は発展途上国の貧困問題に携わりたいという目標(具体的なことはまた別の機会に)がありますが、それは今後変わっていくかもしれません。 これから自分の知らなかった世界を知ることになるからです。大学での学び、新たな友人との出会い、バイト。まだまだ僕には知らないことだらけです。 それはマララさんにとっても同じはず。 しかし、ノーベル平和賞の受賞によって彼女の人生の自由は少なからず奪われてしまいました。 これが僕が昨日のニュースを見て思ったことです。 と、ここまでだいぶ否定的な意見を書いてきましたが、マララさんの受賞によって 「女性の人権」 に改めてスポットが当てられることになりました。 マララさんが取り組んでいる、 女性の教育を受ける権利の向上 というのは、私たちが地球市民として早急に解決しなければいけない問題のひとつです。 マララさんの有名な言葉 日本や